小林製薬(4967):強い製品開発力を武器に成長を続ける企業

小林製薬(4967):市場平均予想(単位:百万円)

企業概要

 一般用医薬品・口腔衛生品・食品・衛生雑貨品・芳香消臭剤・家庭雑貨品・スキンケア・カイロの8つのカテゴリーで、現在約150ブランドに及ぶ日用品や医薬品を展開しています。

 同社製品には、「熱さまシート」や「アンメルツヨコヨコ」、「のどぬ~るスプレー」、「ブルーレット」、「アイボン」など。医薬品メーカーでありながら、医薬品よりもトイレタリー(衛生雑貨)が多い製品構成となっています。

注目ポイント

 ニッチな領域で目的をピンポイントに絞った製品開発に強みを持っている会社で、年間約30品目もの新製品を発売しています。わかりやすいネーミングとわかりやすい広告も、ヒット商品・ロングセラー商品に育てる武器となっており、トップシェア製品を複数持っています。

 同社製品はドラッグストアやネットで買えることから、インバウンド需要拡大の恩恵を享受した業績拡大が評価されてきましたが、それ以前に中国の大手ポータルサイトにおいて“神薬”として紹介されるほど認知度が高く人気があることに注目したいと思います。同社では今年中国医薬品企業の買収に踏み切り、これまで扱うことができなかった一般医薬品の販売が可能となることから、今後の販売拡大が期待されます。足元でもインバウンドをキッカケとしたリピート買い需要により中国向け売上は1.8倍に伸びるなど好調であることから、業績貢献への期待度は高いでしょう。18/12期も引き続き好業績となる見通しで、最高益更新、増配継続の見込みとなっています。株価は今年に入って2倍に上昇しており、株価水準からみると上昇余地は限定的と思われます。

【PROFILE】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。『日本人が知らなかった海外投資 米国株』他、著書多数。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。

Source: マネーポストWEB

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。